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WORKFLOW 仕事の流れ

建物ができるまで

建設業・建築業では、あらゆる専門分野ごとに、多種多様な業種があります。その仕事内容についてご説明いたします。番号をクリックすることで、それぞれの仕事内容を確認することが出来ます。

建物ができるまで 1.土木工事業 2.造園工事業 7.鉄筋工事業 8.型枠大工工事業 15.機械プラント工事業
建物ができるまで
仕事の流れ 11.左官工事業 13.電気工事業 14.管工事業 5.建設工事業 6.鳶工事業 9.鉄工業 12.塗装工事業
建物ができるまで
仕事の流れ 3.大工工事業 10.建築板金工事業 4.建具・家具工事業
土木 躯体[くたい] 仕上 設備 機械

土木しっかり支える基礎づくり

建物が傾いたり、倒れたりしないために、土台となる基礎をしっかり作ることが大切です。機械を使った整地やくい打ち工事を行い、本体工事のスタートに備えます。

  • 1.土木工事業

    道路・トンネル・河川・ダム・区画整理・下水道・橋・鉄道など、様々な構造物を造る仕事です。そして、土砂崩れや洪水などの災害現場の復旧工事を行うのも土木工事業の大切な役割です。また、土木構造物は様々な職種の人々の協力によって完成するものです。つまり土木工事業は、人や物を動かして、形あるものを造り上げていくダイナミックな仕事です。

    土木工事業
  • 2.造園工事業

    造園工事業とは、整地、樹木の植栽、景石のすえ付け等により庭園、公園、緑地等の苑地を築造し、道路、建築物の屋上等を緑化し、又は植生を復元する仕事です。その活動領域は庭園から都市空間、自然空間にまで拡がり、いきものである植物や石など自然の素材を上手に活かして「美しい景を創り育てる」総合的な仕事です。

    造園工事業

躯体[くたい]建物の骨格を形づくる

基礎工事をしっかりすませたら、建物の骨格を作ります。鉄骨や鉄筋などの鋼材で骨格を組立て、その周りをコンクリートで固めることで、建物の形を頑丈に作り上げていきます。

  • 3.大工工事業

    一般住宅などの建築現場で木を使って骨組みをつくったり、外壁や屋根の下地や、床・壁・天井の下地等いわゆる木造建築物を作る仕事です。また、増改築やリフォームなどの木工事や簡単な造作家具の作成を行う場合もあります。コンクリート基礎や屋根・外壁・内装の仕上げ以外のすべてに携わる、非常に重要なポジションの仕事です。

    大工工事業
  • 4.建具・家具工事業

    出入口(ドア・引戸)、間仕切り、収納〈押入れ・物入れ・棚〉、障子、襖など建物開口部の建具や家具をつくる仕事です。日本の気候風土に最も適している木を用いて作成される木製の家具・建具が多いですが、最近では新しい素材や機能性を重視した家具や建具など生活様式に合わせた製品も増えています。

    建具・家具工事業
  • 5.建設工事業

    高層ビルや商業施設、共同住宅、道路や橋、鉄道、空港など、大規模な建造物(建築物と土木構造物)をつくる仕事で、都市の機能や人々の生活に重要な役割を果たしています。建設工事の分野は大きく「土木」と「建築」に分けることができます。地図に残る仕事、そんなスケールの大きな生活空間と街をつくる仕事です。

    建設工事業
  • 6.鳶工事業

    主に足場を組むために先陣を切って建設現場に入り、そして最後に足場を撤去し、締め括ります。高所を華麗に動き回る事から「現場の華」とも称される、それが鳶工事業です。その仕事の幅は広く、足場や仮囲いを設置したり、クレーンの玉掛け、鉄骨の建て方など躯体工事施工の先導役となります。

    鳶工事業
  • 7.鉄筋工事業

    ビルをはじめ橋梁・トンネル・高速道路など、鉄筋コンクリート構造の建造物の基盤になるカゴ状の鉄筋を組み立てていくのが仕事です。組み上げられた鉄筋は、コンクリートの中に埋められて骨格となり、完成後は外から見えませんが、それだけにしっかりとした確実な仕事が求められます。

    鉄筋工事業
  • 8.型枠大工工事業

    鉄筋コンクリートの建物や建設物は鉄筋を組み枠で型を作り、その中にコンクリートを流し込み固めます。この型枠を組み立てるのが仕事です。平面に描かれた2次元の設計図を、立体的な3次元に展開できる能力が重要で、決められた工期に合わせられるように迅速で正確な施工が求められます。

    型枠大工工事業
  • 9.鉄工業

    建築に使われる柱・梁の鉄骨、付帯する階段、手摺や設備架台などの金物類を工場で製作し、現場に於いて備え付けることが仕事です。鉄骨は設計図に基づき、鋼材の切断、穴あけ、溶接等により建築部材として加工され、さらに、建設現場に搬入、建方に伴う溶接ならびにボルト締等がなされ、主として本体工事に使用されます。

    鉄工業

仕上建物をメイクアップする

工事の最後には、建物の内部・外部を美しく、丈夫に仕上げます。快適な空間を創るばかりでなく、火災や地震などから建物や人命を守る工事も行います。

  • 10.建築板金工事業

    金属板を切断したり、折ったり、貼り合わせたり、変形させたり等加工することにより、屋根・外壁をはじめ、厨房用金物・ダクト・天蓋・排気筒など、主として建築板金製品を製造、取り付けまでを行う仕事です。金属を曲げたり延ばしたりして加工するには、その金属の特性に精通し、高度な技能や技術が必要であるため、建築板金工事業では、これらを身につけた技能士を擁しています。

    建築板金工事業
  • 11.左官工事業

    建物の仕上げの工事で、多種多用なコテを使い1mm単位の精度で床・壁・柱・窓枠・階段などを仕上げていく、根気とていねいさが必要になる仕事です。近年ではシックハウス対策として左官仕上げの内装が注目され、「人に優しい・健康を守る塗り壁」として見直されています。

    左官工事業
  • 12.塗装工事業

    建築物の外壁、内壁、床や天井等をペンキなどの建築用塗料や仕上げ用の材料を使ってきれいに塗る建築物の最後の仕上げの仕事です。美しく装うことはもちろん、建築物の保護の役割もあります。また、橋を塗り直したり、道路標示の塗装工事も行います。

    塗装工事業

設備建物を機能させる

骨格を組み立てただけでは、建物は本来持つ機能を発揮できない箱モノです。電気・水・冷暖房設備を設置して、仕事や生活が快適にできるように整備します。

  • 13.電気工事業

    電気を変圧する変電設備の据え付けをはじめ、電気を送る幹線の敷設、分電盤の据え付け、配線、コンセントや照明器具の取り付けなど、電気の通る道と、電気を利用する設備工事を行う仕事です。現在では、情報機器の進歩やホームオートメーション、オフィスオートメーションなどが普及し、機器の設備や技術の著しい高度・多様化と同時に、電気保安も重要になってきています。

    電気工事業
  • 14.管工事業

    給排水、衛生、冷暖房、空気調和等のための設備を設置し、又は金属製等の管を使用して水、油、ガス、水蒸気等を送配するための設備を設置する仕事です。具体的には、給排水・給湯設備工事、衛生設備工事、屋内消火設備工事(水道、排水、汚水、消火設備等の工事)や空気調和設備工事、冷暖房設備工事(家庭や事務所のルームクーラーやエアコン等の工事)を行います。

    管工事業

機械プラントをつくる

プラントとは生産設備の事で、プラント工事はその生産施設における機械設計や製作、そしてそれらを設置する架台やそのまわりの建屋の設計、建設までを行います。

  • 15.機械プラント工事業

    機械プラント工事業とは、プラントの基本設計から配管や機器貯槽、電気計装や土木建築などの詳細設計を行い、プラントを構築する仕事です。また機械装置の設計・開発・製作や、プラントのメンテナンスも行います。

    機械プラント工事業
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