ハタラクについて
私たちが普段使っている道路や公園といった社会基盤施設、ビルや家などの建築物は、建設業にたずさわる様々な人たちの技術力が結集してつくられています。こうした技術力によって、私たちの生活は安全で安心な環境を保っています。
もし、私たちの地域に、こうした技術力がなかったとしたら、どうでしょうか。例えば洪水で橋が崩れたとします。橋を復旧しなければ、道路は寸断されたままです。地元に技術力がなければ、他の地域から、技術者を呼んできて、復旧しなければなりません。その間、道路は寸断されたままですので、私たちの生活は大きく支障をきたすことになります。
このように、建設業は私たちの生活にとって、必要不可欠なものですが、近年、建設業に就く人が少なくなってきています。建設業がどのような仕事内容であるのか、意外と知られていないという声も聞いています。
そのため、建設業にたずさわる若手職人にインタビューを行い、仕事の内容や働く夢などを語ってもらい、建設業に対する関心が高まるよう「ハタラク」の製作に取組ました。
この取組により、少しでも多くの若い人たちに職人たちの誇らしい気持ちを知ってもらい、地域の技術力が継承されていくことを期待しています。