ものづくりマイスターインタビュー!!
ものづくりマイスターとは、厚生労働省が認定した高度な技術をもった、ものづくりの達人です。広く若年技術者への実技指導を通して、効率的な技能の継承や後継者の育成を行っております。今回は釧路地域で勢力的に活動されているお二人のマイスターに質問形式のインタビューにお答えいただきました。
ものづくりマイスターの詳細はコチラ→ www.monozukuri-meister.javada.or.jp
No.2 工藤 克人さん[大工工事業]
- 【主な資格】
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平成6年 職業訓練指導員(建築科) 平成6年 1級技能士(建築大工) 平成26年 ものづくりマイスター - 【主な受賞歴】
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昭和60年 技能五輪全国大会 第3位(建築大工部門) 平成2年 全道技能競技大会 第1位(建築大工部門) 平成7年 北海道若年優秀技能者表彰(北海道知事) 平成15年 認定職業訓練実施功労者表彰(北海道職業能力開発協会) 平成21年 釧路市職業訓練功労者表彰(釧路市長) 平成25年 職業能力開発功労者知事感謝状(北海道知事) 平成27年 北海道産業貢献賞(北海道知事)
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- あなたの職歴(経歴)を教えてください。
18歳で入職し、34年間大工をやっております。
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- なぜその職種につこうと思いましたか?
父が大工だったので、当たり前のように大工になりました。
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- 仕事のやりがいや魅力について教えてください。
自分で家を建てられるところですね。
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- マイスターになるには、どうすれば良いですか?
自分の場合、いろいろな大会に出場していたので、推薦を受けマイスターになれたのだと思います。
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- マイスターとして、どのような役割を果たしていきたいと考えていますか?
物を作るおもしろさを伝えていきたいと思います。
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- 今までで一番の仕事上の苦労話を教えてください。
現場で間違いを修正することができず、社長にまた同じ材料を注文してもらった事ですね。私たち大工が一番恐れているのは、間違いなのです。
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- 今までで一番の仕事上の良い思い出は何ですか?
一番の思い出を決めるのは難しいですね。お客様が喜んでくれた時は、良い思い出になります。
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- 建築大工の若手の方に、今後期待する事は何ですか?
最近はすぐに辞める人が多いと感じています。まずは辞めないこと。続けていく中で新たに見えてくる事が必ずあります。
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- これから建設業を目指す若者に一言お願いします。
会社には色々な仕事があります。大工の仕事でも、違う仕事でも嫌がらずに頑張ってほしいと思います。
上記の情報は平成29年8月現在のものです。
No.1 金子 大志郎さん[大工工事業]
- 【主な資格】
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平成10年 職業訓練指導員(建築科) 平成10年 1級技能士(建築大工) 平成26年 ものづくりマイスター - 【主な受賞歴】
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平成7年 釧路市技能コンクール 優勝(建築大工部門) 平成10年 北海道若年優秀技能者表彰(北海道知事) 平成18年 認定職業訓練実施功労者表彰(北海道職業能力開発協会) 平成25年 釧路市職業訓練功労者表彰(釧路市長) 平成27年 職業能力開発功労者知事感謝状(北海道知事)
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- あなたの職歴(経歴)を教えてください。
18歳の時にこの世界に入って、平成21年「金子建設株式会社」を設立し、現在に至ります。
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- なぜその職種につこうと思いましたか?
小学生の頃からの夢でした。
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- 仕事のやりがいや魅力について教えてください。
自分の作ったものがカタチになり、一生残り、人に喜んでもらえる事です。
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- マイスターになるには、どうすれば良いですか?
多少の努力は必要ですが、この仕事に誇りを持っていればなれると思います。色々なことに興味を持つことが大事なのかと思います。
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- マイスターとして、どのような役割を果たしていきたいと考えていますか?
後世に技術を継承していく事。また、若い人たちがこの職業に興味を持ってもらえるように活動していきたいと考えております。
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- 今までで一番の仕事上の苦労話を教えてください。
苦労だと思えば色々ありますが、好きで始めた事なので、私は苦労だとは思っていません。
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- 今までで一番の仕事上の良い思い出は何ですか?
やはり初めて棟梁として現場を納めた時ですね。基本的にお客様に喜んでもらえた時には、達成感を感じております。
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- 建築大工の若手の方に、今後期待する事は何ですか?
時代は変わっていますが、昔からの大工の技術、基本を継承していってほしいです。
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- これから建設業を目指す若者に一言お願いします。
何にでも興味をもって、楽しんで、常に自分を成長させていくようになってほしいと思います。
上記の情報は平成29年8月現在のものです。